ヘンナだけでつくる髪色

ヘナは基本的に色が見えるのは白髪部分。
ヘナには髪を明るくする力はありません。
ヘナは髪全体に絡んで染まってはいるため色が見えにくくてもトリートメント効果はある。


ヘナではなく、いわゆる一般的なヘアカラー剤は、酸化染料(1剤) + 過酸化水素(2剤)でできており、アルカリで髪を膨潤させて脱色作用のある過酸化水素が地毛を明るくし、酸化染料で希望の色に染めます。
脱色作用があることで、地毛を好きな明るさや、好きな色に均一に染めます。

ヘナにはこのアルカリや脱色作用がありません。
ヘナは天然100%で植物を粉にしたもの。
好きな髪の明るさに調整することはできません。

ヘンナの染まり方は、ヘンナに含有される天然のオレンジ褐色のローソン色素が髪のたんぱく質、ケラチンに絡みついて染まるので、髪全体に絡んで染まってはいますが、

色の見え方として

白髪部分はオレンジ褐色
地毛の部分(ここではアジアの人種の髪色を想定して黒)は黒髪にオレンジ褐色がうっすらと艶となって映えてくれます。

 

白髪が少ない方は、一見は暗い地毛だけに見えます。

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白髪の部分の量に応じて、オレンジ褐色に見える部分は多くなります。

ヘンナのみで染めている歴が長くなると、地毛部分の暗い黒髪もほんのりオレンジ褐色がかかった髪色で真っ黒には感じません。

ヘナは自然のトリートメント。
ヘンナのみで染めることが一番トリートメント効果が高いです。

ご自身の白髪の量に応じて仕上がりが変わるため、オリジナルの自分だけのカラーとして楽しんでいただけるといいと思います。

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